日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前週末比7円68銭安い3522円42銭だった。
ケイブやエブレン、ワークマンが下落した。半面、国際オリンピック委員会(IOC)調整委員長の発言をきっかけに東京五輪開催への期待が高まると、セレスポや博展といったイベント関連銘柄には買いが集中した。
市場では五輪開催に関し「新型コロナウイルスの感染拡大防止対策とどう両立するのかなど依然として不透明な部分が多い」との受け止めがあり、新興市場全体への影響は限られた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で521億円、売買高は9406万株だった。値上がり銘柄数は263、値下がり銘柄数は341となった。
個別ではヤマックスがストップ安。トミタ、ソレキアは年初来安値を更新。ヤマウ、麻生フオームクリート、エブレン、不二硝子、ケイブが売られた。
一方、ニックス、メディアリンクス、コーユーレンティア、セレスポがストップ高。博展、レイ、アール・エス・シーは一時ストップ高と値を飛ばした。マサル、ケア21、ナフコ、No.1、日本エス・エイチ・エルなど11銘柄は年初来高値を更新。KYCOMホールディングス、ソフィアホールディングス、共栄セキュリティーサービス、クリエアナブキ、ワイエスフードが買われた。
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