日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに反発した。終値は前日比5円83銭高い3528円25銭だった。前日の欧州株高や新型コロナウイルスの収束による景気回復への期待から、投資家心理が持ち直した。
時価総額上位のワークマンやセリアなどが下げ幅を拡大し、ジャスダック平均はマイナスに下落する場面があった。しかし、後場に入りワークマンなど午前に下落した時価総額上位銘柄が値を戻し始めたことで、ジャスダック平均は徐々に上げ幅を拡大してプラスに転じ、本日の高値付近で取引を終了した。直近IPO銘柄の一角には売りがでていた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で681億円だった。売買高は1億1855万株だった。
値上がり銘柄数は372、値下がり銘柄数は220となった。
個別では、ニックス、メディアリンクス、リーダー電子がストップ高。不二精機は一時ストップ高と値を飛ばした。マサル、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、三洋堂ホールディングス、イハラサイエンス、プラコーなど8銘柄は年初来高値を更新。アビックス、ヒビノ、セレスポ、テラ、エヌジェイホールディングスが買われた。
一方、日本テレホンがストップ安。ハビックス、佐渡汽船、ソレキアは年初来安値を更新。コックス、五洋インテックス、オーシャンシステム、スペースシャワーネットワーク、共栄セキュリティーサービスが売られた。
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