ドル円、上値の重い展開に

[概況]

9日、欧米時間の外国為替市場においてドル円は、概ね107円前半での小幅な値動きとなり107.200円で終了した。米国から米新規失業保険申請件数(結果:131.4万人、予想:137.5万人)が発表になり、申請件数の鈍化は続いているもののペースは緩んでいる格好に。雇用に関しては、楽観的で気回復への期待が根強い一方、コロナウィルス感染第2波への懸念から景気の早期回復は難しいとの声も多い。
 
日本においては、コロナウィルス感染者数が再び拡大に拡大傾向にある中、豪雨災害が各地で発生している。いずれは解決する問題にせよ早期の景気回復は難しくなったのでないだろうか。
テクニカルは、今月の日足が陰線引けとなる日が多く上値の重い状況となっている。しばらく6月23日の安値106.060円を目標とした上値の重い展開を予想する。

[提供:カネツFX証券株式会社]

株ちゃんofficial xはこちら!
目次