[概況]
週末、欧米時間の外国為替市場においてドル円は、概ね106円後半での小幅な値動きとなり106.920円で終了した。先週は一週間を通して株価が、景気回復への期待感とコロナウィルス感染第2波への懸念の綱引きの中で方向感なく推移、ドル円も小幅な動きでの推移となった。
国内においては、コロナウィルス感染者数が再び拡大傾向にある中、自然災害が各地で発生している。いずれは解決する問題にせよ早期の景気回復は難しくなったのでないだろうか。今週のドル円は、6月23日の安値106.060円を目標とした上値の重い展開を予想する。
[提供:カネツFX証券株式会社]
