日経ジャスダック平均は反落、利益確定の売り

日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比12円14銭安い3413円57銭だった。
軟調な米ナスダック市場や新型コロナ感染拡大による景気回復の遅れを懸念して軟調な推移となった。寄り付き付近は時価総額上位のハーモニックが上昇し相場を下支えしていたが、時価総額上位のマクドナルドやワークマンが徐々に下げ幅を拡大したことが重しとなり、ジャスダック平均はマイナスに転じた。その後は安値圏でもみ合いとなり取引を終了した。
 
足元で上昇基調を維持してきたオンライン教育や電子商取引(EC)などのIT関連銘柄を中心に利益確定の売りが膨らんだ。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で474億円だった。売買高は1億677万株だった。
値上がり銘柄数は232、値下がり銘柄数は349となった。
 
個別では、Speee、日本コンピュータ・ダイナミクス、パウダーテック、桂川電機、リーダー電子など6銘柄が年初来安値を更新。No.1、文教堂グループホールディングス、プロルート丸光、博展、鴨川グランドホテルが売られた。
 
一方、インターライフホールディングス、サンユー建設、アテクトがストップ高。買取王国は一時ストップ高と値を飛ばした。ナカボーテック、セリア、ジェーソン、アクサスホールディングス、三相電機など9銘柄は年初来高値を更新。テイツー、エブレン、イマジニア、アミファ、日本テレホンが買われた。
 

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