東証マザーズ指数は反落した。終値は前日比16.18ポイント安い1000.94だった。
米国株高を受け続伸して始まったが、午前に発表された6月の中国小売売上高が予想を下回り、中国の消費回復が鈍いと受け取られ、株価の上値抑制要因となった。また、東京都で新型コロナウイルスの新規感染者が急増し1日あたりの新規感染数としては過去最多との見通しが伝わった。個人の投資家心理が弱気に傾き、売りが優勢だった。
Aimingやアンジェス、メルカリが下落した。一方、PSSやラクス、TKPが上昇した。
値上がり銘柄数は96、値下がり銘柄数は222となった。
15日に東証マザーズ市場に新規上場したGMO-FGは上場2日目のきょう、初めて取引が成立した。9時22分に付けた初値である6550円を1000円(15.3%)下回る5550円で取引を終えた。初値は公募・売り出し価格(公開価格、2540円)の2.6倍だった。
同じく上場2日目となるi3も売買が成立し、9時59分に付けた初値の9430円を下回って取引を終えた。終値は初値比で1230円(13.0%)安の8200円だった。初値は公募価格(公開価格、3120円)の3倍だった。
個別では、イノベーション、GMOフィナンシャルゲートがストップ安。アイキューブドシステムズは一時ストップ安と急落した。フィーチャ、Branding Engineer、KIYOラーニングは年初来安値を更新。Aiming、サーバーワークス、メディカルネット、コマースOneホールディングス、グッドパッチが売られた。
一方、ジェネレーションパス、ロコンド、アーキテクツ・スタジオ・ジャパンがストップ高。トゥエンティーフォーセブンは一時ストップ高と値を飛ばした。ラクス、マネーフォワード、メルカリ、ハイアス・アンド・カンパニー、フロンティア・マネジメントなど6銘柄は年初来高値を更新。きずなホールディングス、パワーソリューションズ、ティーケーピー、サンワカンパニー、日本ホスピスホールディングスが買われた。
目次
