日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前日比4円91銭安い3420円76銭だった。
寄り付き前の日経平均先物が上昇して始まったことを受けて、個人投資家心理がやや改善し反発してスタートした。寄り付き付近は時価総額上位のワークマンが堅調に推移し相場を下支えしていたが、すぐに値を消したことでジャスダック平均はマイナス圏に急落し、午前は前日終値を挟んだ方向感の無い値動きで推移した。午後、東京都で新型コロナウイルスの感染者が新たに293人確認されたと伝わり、経済活動の本格的な再開が遅れるとの見方から投資家心理が弱気に傾いた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で636億円だった。売買高は1億3796万株だった。
値上がり銘柄数は218、値下がり銘柄数は401となった。
個別では、スリー・ディー・マトリックスがストップ安。Speee、ぱどは年初来安値を更新。プロルート丸光、テイツー、ズーム、第一商品、アイ・ピー・エスが売られた。
一方、ケイブ、大日光・エンジニアリング、ウッドフレンズがストップ高。ナカボーテック、大阪油化工業は一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、田中建設工業、ナフコ、ユビキタス AIコーポレーション、不二精機など7銘柄は年初来高値を更新。テラ、アバールデータ、サン電子、幼児活動研究会、ウェッジホールディングスが買われた。
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