「拮抗」
週末のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
NYダウは続落。
ゴールドマン・サックスが1.5%下落し全体を圧迫。
S&P500とNASDAQは反発。
ネットフリックスが6.5%安。
第3四半期に契約者数の伸びが予想以上に鈍化するとの見通しが嫌気された。
政府による追加失業給付の特別措置終了が月末に迫る中、追加支援策が打ち出されるとの期待も高まっている。
議会は週明け新たなコロナ経済対策を巡り審議を始める予定だ。
週間ベースではS&Pが1.2%、NYダウが2.3%上昇。
一方、マイクロソフトやアマゾンの下落からNASDAQは1.1%下落。
6月の住宅着工件数(季節調整済み)は年率換算で前月比17.3%増の118万6000戸。
2016年10月以来の高い伸びを記録した。
ミシガン大学発表の7月の消費者信頼感指数(速報値)は73.2。
前月の78.1から低下した。
債券市場では感染拡大抑制措置で経済が新たにダメージを受けるという懸念と最悪期は過ぎたとの楽観的な見方がせめぎ合い。
利回りは狭い範囲での動き。
10年国債利回りは0.623%。
2年国債利回りは0.143%。
ドル円は107円を挟んだ動き。
恐怖と欲望指数は62→63。
SKEW指数は140.81と低下。
週間ベースでNYダウは2.3%高、3週続伸(累計6.6%上昇)。
NASDAQは1.1%安、3週ぶり反落。
S&P500は1.2%高、3週続伸(同7.2%上昇)。
週末の日経平均は寄り付き37円高。
後場下落幅を拡大し終値73円安の22696円と続落。
SQ値22601円は」上回り4勝2敗と勝ち越し。
日足は2日連続の陰線。
クジラ幕は途絶えた。
「売りも買いも手控えられた週末相場」という声が聞こえる。
週間では約405円上昇。ただ週足は陰線。
東証1部の売買代金は1兆8024億円と2兆円割れ。
値上がり827銘柄(前日721銘柄)。
値下がり1272銘柄(前日1387銘柄)。
新高値28銘柄(前日34銘柄)。
新安値銘3柄(前日3銘柄)。
騰落レシオは85.15(前日71.30)。
15日連続の2ケタ。
NTレシオは14.42倍(前日14.42倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
右肩上がりに転じた25日線(22437円)からは△1.16%。
5日連続で上回った。
右肩上がりの75日線は21063円。
横ばって来た200日線(219230円)から△3.49%。
右肩上がりに転じた5日線(22756円)から▲0.27%。
5日ぶりに下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.737%(前日▲16.742%)。
買い方▲10.261%(前日▲9.600%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲15.282%(前日▲17.742%)。
買い方▲20.031%(前日▲17.641%)。
空売り比率は39.5%(2日ぶりの40%割れ:前日40.5%)。
空売り規制なしの比率は5.9%。
日経HVは17.8、日経VIは22.62。
日経平均採用銘柄の予想PERは18.02倍(前日18.09倍)。
前期基準では17.76倍。
EPSは1259円(前日1258円)。
暫定PERは17.90倍。
計算上のEPSは1267円。
225のPBRは1.08倍。
BPSは21015円(前日20890円)。
225先物採用銘柄の益回りは5.55%(前日5.53%)。
配当利回りは2.08%。
東証1部全銘柄だと予想PERは20.45倍。
前期基準では18.90倍。
東証1部全銘柄のPBRは1.19倍。
ドル建て日経平均は211.68(12月13日が219.64)。
東証1部単純平均株価は18円安の2094円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
売買単価は1802円(前日1666円)。
東証1部の時価総額は599兆円(前日601兆円)。
シカゴ225先物終値は大証日中比5円高の22675円。
高値22830円、安値22605円。
大証夜間取引終値は日中比20円高の22690円。
気学では「変化日にして大動きする」。
火曜は「一方に偏して動く。波動について駆け引きせよ」。
水曜は「人気に逆行して動く日」。
ボリンジャーのプラス1σが22723円。
プラス2σが23009円。
バンドの微妙な拡大継続。
一目均衡の雲の上限は21997円。
44日連続で雲の上。
黒い勝手雲の上限は22402円で下限は22136円。
RSIが61.86。
RCIが84.62。
週間ベースでは、日経平均株価は1.8%高、3週ぶり反発。
TOPIXは2.5%高、44週ぶり反発。
東証マザーズ指数は1.9%安、2週ぶり反落。
日経ジャスダック平均は0.5%高、2週続伸。
東証2部指数は0.5%安、3週続落。
東証REIT指数は0.1%安、3週続落。
今年の曜日別勝敗(7月17日まで)
↓
月曜12勝13敗
火曜14勝12敗
水曜13勝13敗
木曜12勝16敗
金曜13勝14敗。
《今日のポイント7月20日》
(1)ダウ輸送株指数は108ポイント高の9900ポイントと続伸。
SOX指数は0.64%上昇。
VIX指数は25.68と低下。
恐怖と欲望指数は62→63。
SKEW指数は140.81と低下。
NYは邪魔していない。
(2)騰落レシオは85.15(前日71.30)。
15日連続の2ケタ。
NTレシオは14.42倍(前日14.42倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
右肩上がりに転じた25日線(22437円)からは△1.16%。
5日連続で上回った。
右肩上がりに転じた5日線(22756円)から▲0.27%。
5日ぶりに下回った。
(3)SQ値22601円は上回り4勝2敗と勝ち越し。
日足は2日連続の陰線。
クジラ幕は途絶えた。
(4)松井証券信用評価損益率速報。
売り方▲16.737%(前日▲16.742%)。
買い方▲10.261%(前日▲9.600%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率。
売り方▲15.282%(前日▲17.742%)。
買い方▲20.031%(前日▲17.641%)。
マザーズの買い方が苦しい。
(5)空売り比率は39.5%(2日ぶりの40%割れ:前日40.5%)。
指数安ながら空売りは減少。
(6)ボリンジャーのプラス1σが22723円。
プラス2σが23009円。
バンドの微妙な拡大継続。
IMFのレポートは「2020年の米経済は6.6%縮小する」。
「新型コロナ危機の経済的伝播を巡る不確実性は非常に大きい。
経済を立て直し、活動をパンデミック前の水準に戻すためには長期間を要する可能性が高い。
今後のリスクは米国民の大部分が数年間にわたり生活水準の大幅な悪化と著しい経済的苦難に直面しなければならないこと。
これにより需要が一段と軟化し、成長に対する長期的な逆風を増幅させる可能性がある」とのコメント。
NYダウは62ドル安の26671ドルと続落。
NASDAQは29ポイント高の10503ポイントと反発。
S&P500は9ポイント高の3224ポイントと反発。
ダウ輸送株指数は108ポイント高の9900ポイントと続伸。
SOX指数は0.64%上昇。
VIX指数は25.68と低下。
3市場の売買高は95億株と低調(過去20日平均は116億株)。
225先物CME円建ては大証日中比5円高の22675円。
ドル建ては大証比日中比40円高の22710円。
ドル円は106.99円。
10年国債利回りは0.623%。
2年国債利回りは0.143%。
◇━━━ カタリスト━━━◇
システム情報(3677)・・・動兆
システム情報に注目する。
同社は独立系SI。
生損保向け、流通向けが順調。
テレワークのクラウドサービス提供に期待感。
(兜町カタリスト櫻井)
