方向感に乏しい展開か。

21日の日経平均は続伸。終値は前日比166円高の2万2884円だった。英製薬大手による新型コロナワクチン開発の進展や、EUが復興基金(約90兆円規模)で合意との報道を好感した買いが広がった。前日の米ハイテク株高も投資家心理を強気にさせた模様。東京都の新規感染者が230人程度と11時前に伝わり一時は伸びを欠いたが、最多更新しなかったことで後場から再び買いが優勢となった。
 
明日22日の東京株式市場は、方向感に乏しい展開か。
明日の日経平均株価は4連休前で、基本的には上値は追いづらい局面だが、売り崩す動きも出づらいと考える。米国株高などの後押しがあれば、2万3000円台に乗せて4連休を迎える展開も十分期待できる。
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(21日現在)
 
25039.29  ボリンジャー:+2σ(26週)
24029.92  ボリンジャー:+2σ(13週)
23205.29  ボリンジャー:+3σ(25日)
23063.71  ボリンジャー:+1σ(26週)
22969.04  ボリンジャー:+2σ(25日)
 
22884.22  ★日経平均株価21日終値
 
22878.04  ボリンジャー:+1σ(13週)
22808.90  均衡表雲上限(週足)
22766.83  6日移動平均線
22732.79  ボリンジャー:+1σ(25日)
22625.32  均衡表転換線(日足)
22496.54  25日移動平均線
22432.52  均衡表基準線(日足)
22260.29  ボリンジャー:-1σ(25日)
22113.36  均衡表雲下限(週足)
22024.04  ボリンジャー:-2σ(25日)
21938.05  200日移動平均線
21933.60  均衡表雲上限(日足)
21884.96  均衡表転換線(週足)
21787.79  ボリンジャー:-3σ(25日)
21726.15  13週移動平均線
 
ローソク足は陽線を引き、終値は25日線やその上に位置して上向きに転じた5日線を上回った。一目均衡表の転換線は横ばいだったが、遅行線は強気シグナルをキープ。基準線は再び上向き、短期的な上昇トレンド再開を示唆している。
ボリンジャーバンド(25日ベース)では+1σと+2σで形成するレンジに収まり、+2σ直下で終了し、今後の+2σ突破とその後の上放れを期待できよう。
 

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