92円安と反落、米ハイテク株安が重荷

【寄り付き概況】

22日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比92円47銭安の2万2791円75銭だった。
日本の4連休を前に持ち高調整目的の売りが先行し、下げ幅は100円を超えた。前日のEU首脳会議において、新型コロナウイルスに関する復興基金案7500億ユーロで合意したことで欧州株市場は軒並み上昇した。米国株市場でもこの流れを引き継いだがNYダウは続伸したもののナスダック総合指数はマイナス圏で引けた。
 
景気敏感株が買われる一方、半導体関連などハイテク株の一角に利益確定売りが出ており、朝方はこの地合いが東京株式市場にも波及している。きょうは4連休前ということもあり積極的に買いポジションを高める動きが見込みにくく、外国為替市場で円高方向に振れていることも手控え材料となっている。
 
 
個別では、任天堂、ファーストリテも軟調。東エレク、アドバンテス、信越化の半導体関連株や太陽誘電、京セラ、キーエンスが売られ、ソニー、トヨタ、ソフトバンクGも値を消している。武田、アステラス薬、第一三共の薬品株やNEC、富士通、日立が値を下げている。
 
半面、前日に4~6月期決算を発表した日本電産、富士通ゼ、みずほFG、三菱UFJ、三井住友は堅調に推移。また、日本製鉄、JFEやNTT、KDDI、NTTドコモが買われ、ダイキン、信越化、ファナック、7&iHDもしっかりしている

テクニカル的には日道路(1884)、北電事(1930)、トーエネク(1946)、フィード・ワン(2060)、LIFULL(2120)、六甲バ(2266)、クロスキャット(2307)、カカクコム(2371)、エムスリー(2413)、ハードオフ(2674)、オイラ大地(3182)、ネクステージ(3186)、三交(3232)、ソフトクリ(3371)、SUMCO(3486)、enish(3667)、ベネフィット(3934)、セグエ(3968)、ユーザローカル(3984)、ラサ工(4022)、イビデン(4062)、大日精(4116)、積水樹脂(4212)、PI(4290)、CE(4320)、花王(4452)、テルモ(4543)、中国塗料(4617)、オービック(4684)、ジャストシス(4686)、フューチャー(4722)、ノエビア(4928)、コニシ(4956)、ニチレキ(5011)、アジアパイル(5288)、東洋炭素(5310)、フジミイン(5384)、大阪製鉄(5449)、淀鋼(5451)、ノーリツ(5943)、ファーストロジ(6037)、牧野フ(6135)、ディスコ(6146)、日東工器(6151)、フリュー(6238)、日阪(6247)、やまびこ(6250)、ホソカワミク(6277)、オイレス(6282)、月島(6332)、小森(6349)、鶴見製(6351)、大和冷(6459)、オムロン(6645)、アクセル(6730)、TDK(6762)、SMK(6798)、キーエンス(6861)、オプテックス(6914)、ホトニクス(6965)、新電工(6867)、極東開(7226)、ライトオン(7445)、シモジマ(7482)、ネットワン(7518)、薬王堂(7679)、クボテック(7709)、アシックス(7936)、クリナップ(7955)、バルカー(7995)、東エレ(8035)、ユニシス(8056)、サンリオ(8136)、Olympic(8269)、地銀セクター、光世証券(8617)、Eギャラ(8771)、アイネット(9600)、競馬(9672)、スクエニ(9684)、日管財(9728)、日伝(9902)、関西スパ(9919)が動兆。
 
人気はワイヤレスG(9419)、ステラケミ(4109)、HPC(6597)、セルソース(4880)、sMEDIO(3913)、昭和産業(2004)、ぐるなび(2440)、GMOFH(7177)、ロジザード(4391)、楽天(4855)、SBテク(4726)、ダブルスタン(3925)、NITTOKU(6145)、日通信(9424)、芝浦機械(6104)。

 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次