[概況]
3日、東京外国為替市場の米ドル円は一時106.435円まで上昇し、その後は105円台後半付近で上値が重い推移となった。
先週末、メドウズ米大統領首席補佐官は景気対策案を巡る交渉について、政府側は妥協も辞さないと述べ、トランプ米政権と民主党の交渉が近々再開されることなどが報じられた。
加えて、米大手ハイテク企業の好決算などが発表され、ナスダックやNYダウなど米主要株価が上昇に転じ、米ドル円は反発した。
先週末の流れを引き継ぎ本日、東京時間でも米ドル円は一時106円台を示現。現在、欧州時間帯に入ると、米ドル円は106.100円付近で再び買いが優勢か。
テクニカル的には米ドル円は上方に位置する20日移動平均線(106.542円)付近を上抜け切れるか注目したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]
