「さっぱり」
火曜のNY株式市場で主要3指数はそろって続伸。
新型コロナウイルス追加経済対策への期待感が継続。
アップルが0.7%高と5日続伸。
前週発表された決算を好感する動き。
米上場企業として初の時価総額2兆ドルまであと約1200億ドルに迫った。
エネルギーセクターも上昇。
一方でラルフ・ローレンは4.4%安と5月以来の安値に下落。
第1四半期決算で売上高が約10億ドル減少したことを嫌気した。
第2四半期決算で調整後利益が56%減少したAIGも7.5%安。
マイクロソフトも下落。
S&P500採用銘柄で四半期決算を発表した352社のうち利益が市場予想を上回った企業は約83%。
S&P500は2月の最高値まで約3%と迫った。
債券市場では5年国債利回りが過去最低水準を更新。
10年債利回りは一時0.505%と5ヶ月ぶりの水準まで低下。
「安全資産需要の高まりで米景気の鈍い回復に対する懸念が示された」との解釈だ。
「債券市場は第3四半期のGDPの回復見通しに懐疑的な見方。
債券市場と株式市場は少なくとも異なる結果を期待しているようだ」との見方もある。
10年国債利回りは0.511%。
2年国債利回りは0.109%。
ドル円は105円台後半。
日本時間早朝にレバノンの首都ベイルート中心部で起きた爆発は懸念材料。
新型コロナウイルス追加対策を巡る米与野党協議の行方も注目されている。
SKEW指数は141.64。
恐怖と欲望指数は67→67。
火曜の日経平均は寄り付き184円高。
終値378円高の22573円と続伸。
NY株高とドル安の一服を背景に買い物優勢の展開。
「好決算銘柄が買いを集めた」との解釈。
加えて減益ながら市場予想を超えたキッコーマンがストップ高。
「出尽くし感」の効用も否定はできない。
7月SQ値22601円に接近してきた。
6月メジャーSQ値は22071円。
日足は2日連続の陽線。
金曜の629円安を埋めた。
2日間の上昇幅は863円。
6日続落の下落幅1174円からの戻り率は73.6%。
TOPIXの2日間の戻り率は68.3%。
ただ上昇率はTOPIX2.1%、日経平均1.7%。
東証1部の売買代金は2兆5086億円と5日連続2兆円超。
値上がり1807銘柄(前日1736銘柄)。
値下がり316銘柄(前日393銘柄)。
新高値76銘柄(前日54銘柄)。
新安値6銘柄(前日51銘柄)。
騰落レシオは83.82(前日82.63)。
6月29日以来26日連続の2ケタ。
NTレシオは14.51倍(前日14.58倍)。
サイコロは4勝8敗で33.33%。
右肩下がりの25日線(22486円)からは△0.39%。
5日ぶりに上回った。
右肩上がりの75日線は21563円。
横ばって来た200日線(21958円)から△2.77%。
右肩下がりの5日線(22243円)から△1.49%。
8日ぶりに上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.660%(前日▲15.955%)。
買い方▲10.548%(前日▲12.335%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲24.473%(前日▲25.984%)。
買い方▲19.197%(前日▲20.591%)。
空売り比率は38.4%(6日ぶりに40%割れ:前日42.2%)。
空売り規制なしの比率は6.1%。
7月31日時点の信用売り残は266億円減の8532億円。
2週連続の減少。
同信用買い残は727億円増の2兆2716億円。
2週ぶりに増加。
2兆円台は12週連続。
ボトムは3月27日週の1兆7545億円。
ピークは1月31日週の2兆4637億円。
金額ベースでの信用倍率は2.66倍(前週は2.50倍)。
日経HVは20.1、日経VIは21.39。
日経平均採用銘柄の予想PERは19.04倍(前日18.60倍)。
前期基準では17.56倍。
EPSは1185円(前日1193円)。
暫定PERは10.03倍。
計算上のEPSは1186円。
225のPBRは1.07倍。
BPSは21138円(前日21138円)。
225先物採用銘柄の益回りは5.38%(前日5.33%)。
配当利回りは2.10%。
東証1部全銘柄だと予想PERは21.21倍。
前期基準では18.73倍。
東証1部全銘柄のPBRは1.18倍。
ドル建て日経平均は221.82(前日209.67、12月13日が219.64)。
東証1部単純平均株価は35円高の2066円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
売買単価は1787円(前日1795円)。
東証1部の時価総額は594兆円(前日582兆円)。
シカゴ225先物終値は大証日中比90円安の22500円。
高値22635円、安値22355円。
大証夜間取引終値は日中比120円安の22470円。
気学では「初め強いと後安のこと多し。吹き値売り」。
木曜は「安値にあると急伸することあり。押し目買い良し」。
金曜は「押し目買い方針良し」。
ボリンジャーのマイナス1σが22190円。
プラス1σが22783円。
一目均衡の雲の上限が22028円でサポート。
下限が21022円。
2日連続で雲の上。
黒い勝手雲の上限は22689円で下限は22467円。
4日ぶりに雲の中。
RSIが46.52。
RCIが7.42。
22214円と22379円が昨日空けたマド。
7月15日から3連敗中の水曜日。
《今日のポイント8月5日》
(1)NY株式市場で主要3指数はそろって続伸。
ダウ輸送株指数は74ポイント高の10096ポイントと5日続伸。
SOX指数は1.43%高と続伸。
(2)7月SQ値22601円に接近。
(6月メジャーSQ値は22071円)。
日足は2日連続の陽線。
金曜の629円安を埋めた。
2日間の上昇幅は863円。
6日続落の下落幅1174円からの戻り率は73.6%。
TOPIXの同戻り率は68.3%。
(3)NTレシオは14.51倍(前日14.58倍)。
右肩下がりの25日線(22486円)からは△0.39%。
5日ぶりに上回った。
右肩下がりの5日線(22243円)から△1.49%。
8日ぶりに上回った。
ただ5日線と25日線はミニデッドクロスしたまま。
(4)新高値76銘柄(前日54銘柄)。
新安値6銘柄(前日51銘柄)。
騰落レシオは83.82(前日82.63)。
6月29日以来26日連続の2ケタ。
(5)松井証券信用評価損益率速報。
売り方▲17.660%(前日▲15.955%)。
買い方▲10.548%(前日▲12.335%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率。
売り方▲24.473%(前日▲25.984%)。
買い方▲19.197%(前日▲20.591%)。
(6)空売り比率は38.4%(6日ぶりに40%割れ:前日42.2%)。
7月31日時点の信用売り残は266億円減の8532億円。
2週連続の減少。
同信用買い残は727億円増の2兆2716億円。
2週ぶりに増加。
(7)ボリンジャーのマイナス1σが22190円。
プラス1σが22783円。
一目均衡の雲の上限が22028円でサポート。
下限が21022円。
2日連続で雲の上。
黒い勝手雲の上限は22689円で下限は22467円。
4日ぶりに雲の中。
(8)日経平均採用銘柄の予想PERは19.04倍(前日18.60倍)。
EPSは1185円(前日1193円)。
(2019年7月25日1795円、20年1月6日1639円)
暫定PERは10.03倍。
計算上のEPSは1186円。
2019年は長期債のプラス利回りが10日。
今年は64日。
マイナス利回りの63日を上回った。
(9)22214円と22379円が昨日空けたマド。
7月22日から連敗中の水曜日。
今年の曜日別勝敗(8月4日まで)
↓
月曜14勝14敗
火曜16勝13敗
水曜13勝15敗
木曜12勝17敗
金曜13勝15敗。
火曜のNYダウは164ドル高の26828ドルと3日続伸。
NASDAQは38ポイント高の10941ポイントと5日続伸。
S&P500は11ポイント高の3306ポイント。
ダウ輸送株指数は74ポイント高の10096ポイントと5日続伸。
SOX指数は1.43%高と続伸。
VIX指数は23.75。
3市場の売買高は97億株(過去20日平均は104億株)。
225先物CME円建ては大証日中比90円安の22500円。
ドル建ては大証比日中比70円安の22520円。
ドル円は105.70円。
10年国債利回りは0.511%。
2年国債利回りは0.109%。
「泣きっ面に蜂」ならぬ「泣きっ面に蚊」というのがシンガポール。
新型コロナの感染拡大が止まらず、テレワークなど在宅勤務。
蚊にさされやすい自宅の環境でのデング熱とコロナ禍の同居という状況という。
一方で「米住宅、郊外移転が活況」の報。
在宅勤務での需要が郊外の住宅に目を向けさせた恰好。
マンハッタンから車で北に2時間のサリバン群。
「数年先まで在宅勤務を続けることを見据えて郊外のより大きな家探し」。
この動きは本物なのか偽物なのか興味深い。
映画「トレイン・ミッション」よりも長距離の通勤になるのだろうが・・・。
日経朝刊では「株、売り圧力なお強く」。
そして「本命不在、日本株の重荷」。
「米GAFAと比べて日本株は出遅れ。
海外投資家はアベノミクス以降の買い持ち高をすねて売り越した」。
「上昇一時的との見方。
日経ダブルインバースの発行済口数は4億3728万口」。
これら逆サインと読みたいところだ。
それにしても・・・。
「日経平均は23000円まで上昇したら利益確定売り。
22000円近くでの押し目買いを顧客に勧めている」。
紹介されていたのは国内大手証券のトレーダーのコメント。
わずか4.5%のレンジでの商いで満足できる顧客ってそんなに多いのだろうか。
トレーダーの中の「セールトレーダー」が言いそうなコメントだが、ほとんど役に立たない。
むしろ・・・。
「長期金利プラス圏推移」の方が役に立とうか。
2019年は長期債のプラス利回りが10日。
今年は64日。
マイナス利回りの63日を上回った。
「日銀につぐ長期債の買い手だった外国人の動きが鈍った」との解釈。
外国人が日本国債を買わないのは「株式市場にとっては吉兆」と考えたいところ。
株も債券も買わないのは先行きの円安を見込んでいるのかも知れない。
ある投資家さんから。
「週末に行けなかった床屋さんにいって、さっぱりしてきました。
週末はお店まではいったんですが結構沢山並んでいたものであきらめて」。
この投資家さんは株安になると床屋さんに行く。
今回も先週末というスケジュールは間違っていなかった。
◇━━━ カタリスト━━━◇
ラクーン(3031)・・・動兆
ラクーンに注目する。
同社は衣料・雑貨の企業間電子商取引「スーパーデリバリー」運営。
掛け売り決済代行、売掛債権保証も両輪。
新型コロナ対応での非対面化が需要押し上げ。
信用リスク回避ニーズ受け売掛債権保証や家賃保証が拡大。
中国アリババの越境ECへ4月出店。
業績は絶好調で今4月期も増収増益。
(兜町カタリスト櫻井)
