【寄り付き概況】
8日の日経平均株価は前週末比258円25銭高の2万3121円98銭で寄り付いた。
世界株高の流れが続くなか、東京株式市場でもリスクオンの流れが続いている。
前週末の欧米株市場が軒並み大幅な上昇をみせ、欧州ではフランスやドイツの主要株指数が急伸、米国ではNYダウが800ドル超の上昇を示し、ナスダック指数は史上最高値を更新した。市場コンセンサスに反し、5月の米雇用統計が大幅な増加をみせたことで景気底入れ期待が高まった。
外国為替市場では1ドル=109円台後半まで円安が進んでいることも輸出セクター中心にポジティブ材料となっている。投資指標面では過熱感があるものの、空売り筋の買い戻しなどが日経平均を押し上げ、きょうは2万3000円台で目先筋の利益確定売りを吸収する展開が想定される。
個別では、トヨタ、ソニー、ソフトバンクGが高く、東エレク、アドバンテス、信越化の半導体関連株や日本電産、村田製、京セラの電子部品株、ファナック、安川電の設備投資関連株も値を上げている。また、三菱UFJ、三井住友、野村、日本製鉄、JFE、コマツ、日立建機、NTT、KDDI、ソフトバンクも上昇している、このほか、ファーストリテも堅調。
半面、キーエンス、任天堂、小野薬が売られ、レオパレス21、丸和運機、CYBOZU、ゲンキーDrgも値を下げている。
テクニカル的にはマルハニチロ(1333)、三井松島(1518)、新日建(1879)、日揮(1963)、フィードワン(2060)、第一パン(2215)、Sフーズ(2292)、スタジオアリ(2305)、アイロム(2372)、フジッコ(2908)、物語(3097)、三交G(3232)、旭化成(3407)、ガンホー(3765)、ノムラシス(3940)、ニーズウェル(3992)、トクヤマ(4043)、DIC(4631)、フジ(4676)、BS(5108)、太平洋セ(5233)、アジアパイル(5288)、カーボン(5302)、丸一管(5463)、住電工(5812)、テクノプロ(6028)、オークマ(6103)、洋エンジ(6330)、ツバキナカ(6464)、不二越(6474)、キッツ(6498)、富士電機(6504)、日電産(6594)、UMCエレ(6615)、NEC(6701)、パナ(6752)、シャープ(6753)、タムラ製(6768)、ホシデン(6804)、ウシオ(6925)、エフテック(7212)、ファルテック(7215)、NOK(7240)、プレス工(7246)、日プラスト(7291)、関西み(7321)、スター精密(7718)、SHOEI(7839)、廣済堂(7868)、NISSHA(7915)、ミズノ(8022)、紙パ商(8032)、住商(8053)、佐藤商事(8065)、フルサト(8087)、三信電(8150)、立花エレ(8159)、AOKI(8214)、三住トラスト(8309)、三井住友(8316)、地銀セクター、オリコ(8585)、東海東京(8616)、松井証(8628)、岩井コスモ(8707)、MS&AD(8725)、第一生命(8750)、楽天地(8842)、ヤマト(9064)、JAL(9201)、東電)(9501)、Tナカヤマ(9830)、オートバクス(9832)、スズケン(9987)が動兆。
人気はファーマフ(2929)、そーぜい(4565)、ジョイ本田(3191)、スパークス(8739)、アスコット(3264)、ニューテック(6734)、ズーム(6694)、アルチザ(6778)、リソー教育(4714)、大泉(6618)、オークファン(3674)、スミダ(6817)、アスカネット(2438)、アイドマ(9466)。
