日経ジャスダック平均は続伸、バイオ関連への買い

日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前週末比20円06銭高い3475円39銭だった。
雇用環境の改善を背景に前週末の米国株が大幅に上昇し、日経平均も約3カ月半ぶりに2万3000円台を回復したことから、個人投資家のマインドも改善し、ジャスダック市場にもリスクを取る動きで買いが先行した。
ジャスダック市場においても値幅取りが期待しやすい低位株などに買いが向かった。一方、このところ上昇基調を強めていた銘柄には利益確定売りが広がり、全般は狭い値幅でのもみ合い展開が続いた。バイオベンチャーのテラは一時制限値幅の上限(ストップ高)を付け、売買代金は約300億円に達した。セリア、ワークマンも上昇した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で1017億円、売買高は4億1521万株と活況。値上がり銘柄数は462、値下がり銘柄数は171となった。
 
個別では、アプライド、イメージ情報開発、ウルトラファブリックス・ホールディングス、タツミ、プロルート丸光がストップ高。テラ、ワイエスフード、ゼネテック、リバーエレテックは一時ストップ高と値を飛ばした。CAICA、三洋堂ホールディングス、ジェーソン、歯愛メディカル、ソフトウェア・サービスなど16銘柄は年初来高値を更新。ネクストウェア、ネクスグループ、日本フォームサービス、ジャストプランニング、エージーピーが買われた。
 
一方、ズーム、コックス、ハーモニック・ドライブ・システムズ、ストリームメディアコーポレーション、東洋合成工業が売られた。
 

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