マザーズ指数は3日続伸、バイオ関連株好調

東証マザーズ指数は3日続伸した。終値は前日比8.83ポイント高い1020.88と、2018年12月以来およそ1年半ぶりの高値を付けた。
雇用環境の改善を受けた米景気の早期改善への期待が継続し、NYダウは大幅続伸し、ナスダック総合指数は史上最高値を更新した。しかし、マザーズ市場は連日の株価上昇に対する警戒感や日経平均も値を消して始まったため、利益確定売りが出ていた。ただ、次第に押し目買いが入りプラスに転じた。これまで相場けん引してきた銘柄を中心に利食い売りが目立っている一方、バイオ関連株など一部銘柄などに個人投資家の資金がシフトしバイオ系銘柄の上昇にけん引されて続伸基調となった。
アンジェスやPSSが上昇したほか、アイリッジは三井情報のスポーツのファン支援サービスに同社のプッシュ通知機能が正式に採用されたと発表し、買われた。
売買代金は概算で1946.68億円。騰落数は、値上がり146銘柄、値下がり166銘柄、変わらず9銘柄となった。
 
個別では、オンコセラピー・サイエンス、ナノキャリアがストップ高。リボミック、プレシジョン・システム・サイエンスは一時ストップ高と値を飛ばした。アスカネット、日本ファルコム、Aiming、イノベーション、マクアケなど14銘柄は年初来高値を更新。リファインバース、霞ヶ関キャピタル、SREホールディングス、メディネット、スペースマーケットが買われた。
 
一方、シルバーエッグ・テクノロジー、バンク・オブ・イノベーション、サーバーワークス、GMO TECH、テラプローブが売られた。

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