マザーズ指数は5日ぶり反落、利益確定売り

東証マザーズ指数は前日比29.23ポイント安の1007.14ポイントと5日ぶり反落した。
下落率は4月21日(4.15%)以来の大きさ。
最近の急速な株高の反動安局面となった。幅広い銘柄が利益確定売りに下落した。
前場は堅調に推移してきたが、後場に東京株式市場全般が一段安したことで新興市場も連動してマイナス転落した。
米国での新型コロナウイルス感染の再拡大懸念を背景にした米株価指数先物安や東証1部市場の下落、外国為替市場での円高などグローバル規模のリスクオンムードが後退したことで、「個人投資家もいったん撤収モードに入った」形だろう。
フロンテオ、Sansanは下落。アンジェス、ジーエヌアイも売られた。半面、カイオムが一時ストップ高まで買われたほか、ナノキャリアはストップ高水準で大引けで配分された。弁護士COM、ラクスも上昇した。
値上がり銘柄数は41、値下がり銘柄数は278となった。
 
個別では、リボミックが一時ストップ安と急落した。フルッタフルッタ、メディア工房、FRONTEO、リアルワールド、ASJが売られた。
 
一方、ナノキャリア、ピアズがストップ高。イノベーション、カイオム・バイオサイエンス、アーキテクツ・スタジオ・ジャパンは一時ストップ高と値を飛ばした。トランスジェニック、ベガコーポレーション、ビリングシステム、ホットリンク、日本ファルコムなど20銘柄は年初来高値を更新。アイ・ピー・エス、ホープ、データセクション、EduLab、サイジニアが買われた。
 

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