米株急落受け大幅続落 2万2000円割れ

【寄り付き概況】
 
12日の日経平均株価は大幅続落して始まった。始値は前日比390円79銭安の2万2082円12銭。その後下げ幅を500円超に広げて、2万2000円を割った。取引時間中では6月1日以来。
 
11日のNYダウは前日比1861ドル82セント安の2万5128ドル17セントだった。下げ幅は過去4番目の大きさとなった。米国景気に対する慎重な見方が強まったほか、新型コロナウイルス感染「第2波」への警戒感が膨らんだ。米国株が急落した流れを受け、東京株式市場も売りが先行して取引が始まった。
為替は1ドル=106円80銭前後と前日夕方に比べやや円高で推移している。原油安や円高も重荷となっている。
 
日経平均先物・オプション6月限SQ(特別清算指数)の市場推定値は2万2071円46銭。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、全業種が安く、値下がり上位は不動産、その他金融、海運、鉄鋼など。

個別では、ファストリ、ソフトバンクグループ(SBG)や東エレク、ファナック、リクルートが安い。一方、ニチレイと中部電が買われている。

 
テクニカル的にはカワニシ(2689)、黒谷(3168)、電算シス(3630)、ネクソン(3659)、エイトレッド(3969)、リケンテク(4220)、小野薬(4528)、大塚商会(4768)、ノジマ(7419)、任天堂(7974)、スターゼン(8043)、SG(9143)が動兆。
 
人気はデータセク(3905)、アイフリーク(3845)、ミナト(6862)、カイオム(4583)、IPS(4390)、コックス(9876)、テリロジー(3356)、FDK(6955)、ニューテック(6734)、Edulab(4427)、ネオジャパン(3921)、セルソース(4880)、野村マイクロ(6254)、丹青社(9743)。

 

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