日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前日比34円64銭安い3418円46銭だった。
米国で新型コロナウイルスの感染再拡大への懸念が高まり前日の米株式相場は急落。国内でも投資家のリスク回避姿勢が強まり売りが出た。このところの株価の急ピッチな上昇もあり過熱感を意識した売りが出たとの指摘もあった。
ただ、市場では「国内でも感染再拡大への懸念は根強いが、経済活動を再開させるとの見方は崩れていない。下値ではバイオやテレワーク関連に押し目買いが入る展開は続きそうだ」との受け止めがあった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で1013億円、売買高は2億3982万株だった。
値上がり銘柄数は133、値下がり銘柄数は526となった。
個別では、テラがストップ安。燦キャピタルマネージメント、フォーサイド、フューチャーベンチャーキャピタル、メディアリンクス、五洋インテックスは値下がり率上位に売られた。
一方、レカム、山王、オービスがストップ高。麻生フオームクリート、研創、プロルート丸光は一時ストップ高と値を飛ばした。日本マクドナルドホールディングス、アプライド、ANAP、アイフリークモバイル、高見澤など12銘柄は年初来高値を更新。コックス、浜木綿、豊商事、ピクセルカンパニーズ、太洋基礎工業が買われた。
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