マザーズ指数は週末にかけて続落。2営業日で約50ポイントの下落となったものの、値動きが一方通行しやすい特性とこれまでの上昇幅、また米国市場のパニック商状などを考慮すると相対的に落ち着いた値動きと言える。
マザーズ指数は10日に1036ポイントの高値を形成したものの、その後は反落基調となっている。米国発の相場暴落に影響を受けて東京株式市場全般は大きく下落しているものの、上昇トレンドは維持する動き。
マザーズ指数も週末12日はローソク足で下ヒゲを形成するなど、指数が高値圏にありながら下値を積極的に売り込むような動きには至っていない。外部情勢を勘案する必要はあるが、これまで大きく指数が上昇してきた地合いからは大きな変化がないとみる。
ここまでの上昇相場で先行して上昇してきただけに、マザーズは今回も地合いの変調には敏感な値動きを見せるはず。今週末までの値動きはまだ強く、来週は様子見しつつ参戦の機をうかがうタイミングとなりそうだ。
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