日経ジャスダック平均株価は3日続落した。終値は前週末比39円62銭安い3378円84銭だった。午前の取引では小高く推移していたが、午後に東証1部の主力株が下げ幅を拡大したことで個人投資家の売りが広がった。新型コロナウイルスの感染再拡大への懸念からリスク回避の動きが波及した。
市場からは「新興株は上昇が続いてきただけに、個人投資家による利益確定売りが出やすい地合いだった」との見方があった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で851億円、売買高は、2億44万株。値上がり銘柄数は161、値下がり銘柄数は468となった。
個別では、テラがストップ安。アイフリークモバイル、オービス、日本テレホン、五洋インテックス、山王が売られた。
一方、レカム、大木ヘルスケアホールディングス、メディシノバ・インクがストップ高。ジェイホールディングス、NKKスイッチズ、オーエムツーネットワークは一時ストップ高と値を飛ばした。オールアバウト、日本マクドナルドホールディングス、セリア、アプライド、ANAPなど18銘柄は年初来高値を更新。豊商事、日本フォームサービス、川崎地質、明豊エンタープライズ、前田製作所が買われた。
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