東証マザーズ指数は前日比43.00ポイント高の1001.28ポイントと4日ぶり反発。
日米の株価持ち直しを受けて投資家心理が改善し、主力株を中心に押し目買いが広がった。
前日までの続落で短期的な過熱感を解消したこともあって買いやすさも強まった。
バイオ関連株やIT・インターネット関連株、個別材料が観測された銘柄の物色も活発となり、大きく値を飛ばした。新型コロナウイルス治療薬を開発中のアンジェスがにぎわい、在宅での学習や就労が拡大するとの見方から、すららや弁護コムも買われた。このほかHyAS&Cは中期経営計画の中で、2023年4月期の連結営業利益が大幅増になるとの見通しを示し買われた。
「短期売買に徹する個人投資家が信用買いを活発化した」という。
売買代金は概算で1728.65億円。騰落数は、値上がり303銘柄、値下がり15銘柄、変わらず3銘柄となった。
個別では、ジェネレーションパス、HENNGE、オンコリスバイオファーマ、ソレイジア・ファーマ、セルソースなど9銘柄がストップ高。SKIYAKIは一時ストップ高と値を飛ばした。ケアネット、GA technologies、ベガコーポレーション、すららネット、EduLabなど11銘柄は年初来高値を更新。ハイアス・アンド・カンパニー、フィードフォース、Macbee Planet、ピアズ、アライドアーキテクツが買われた。
一方、global bridge HOLDINGS、フリー、VALUENEX、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、ナノキャリアが売られた。
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