米ドル円は107円台前半付近で推移

[概況]

 
16日、欧米時間の外国為替市場における米ドル円は107円台前半付近で上値が重い推移となった。5月米小売売上高 (予想:前月比8.0% 結果:前月比17.7%)などが市場の予想を大きく上回ったことなどを受け、米ドル円は一時107.630円付近まで上昇する場面も見られたが、その後買いは続かず107円台前半付近の水準で推移した。
 
フロリダ州やテキサス州で新型コロナウイルスによる感染が再び拡大傾向にあるとの報道や、中国の北京市が警戒レベルを2に引き上げたとの情報などが伝わっており、感染拡大第2波への警戒から、安全通貨として円買いが先行したか。
テクニカル的には米ドル円は下方に位置する5日移動平均線(107.254円)付近がサポートとなるか注目したい。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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