マザーズ指数が年初来高値を奪回してきた。東京市場全般は8日に高値を付けて調整局面に入っていたが、ここにきて復調の動き。
10日まで新値追いとなっていたマザーズ指数は、その後の押しも浅く、ここで再度高値を更新している。
マザーズ指数は東京市場全般が急落した15日も25日移動平均線を割り込まずに取引を終えるなど、力強い上昇トレンドを続けている。ミクシィの上場市場変更が発表されているものの、最近は準主力級銘柄の押し上げが強く、リバランスの影響もほぼないとみる。
一応の連動性はあるものの、マザーズ指数は独自の強さを発揮し続けており、その傾向は来週も続くとみる。テーマ性と流動性を重視した銘柄選別が成果をもたらしそうだ。
新型コロナウイルスに関連したバイオ株物色への熱は一時期よりも後退しているが、関連銘柄の値動きは相変わらず派手。値動きを好む投資家の資金を集めているが、日計り以外での参戦には相応のリスクが伴うことは変わりないだろう。
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