下落どこまで

[概況]

6日の欧米為替市場は、ユーロや英ポンドといった欧州通貨が売られる展開だった。背景には、昨日、ドイツの憲法裁判所がECBの量的緩和について、憲法に違反すると判断したことや、発表された欧州圏の複数の経済指標の結果が挙げられる。値動きを見ると、ユーロ円は安値114.420円、英ポンド円は安値130.82円まで下落した。
 
さて、この後の展開としては、ユーロ円は下値を切り下げてきており、地合いの弱さはさらに鮮明になったと判断できそうか。下値目標としては、節目である114.00円が意識されそうだ。そして、地合いの弱さは英ポンド円にも当てはまり、英ポンド円は節目である130.00円を維持できるか注目だ。
 

[提供:カネツFX証券株式会社]

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