日経ジャスダック平均は続伸、利益確定売り

日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比9円34銭高い3193円49銭で高値引けとなった。3月6日以来2カ月ぶりの高値。
引き続き個人の物色意欲が旺盛だった。前日の米国市場は、経済活動の再開が多くの州に広がり、米景気の回復期待が相場を支え、NYダウは反発するなど、主要指数は上昇した。
また、日経平均が2万円の大台を回復したほか、時間外取引での米国株価指数先物高も加わるなど、外部環境の好転を受けて、個人投資家のセンチメントは改善傾向を強めた。
 
ただ、このところ人気化していたマザーズ市場のアンジェスが12日ぶりに大幅に反落したことから、ジャスダック市場でも医学生物、免疫生物といったバイオ関連株の利益確定売りが目立った。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で580億円、売買高は1億5204万株。
値上がり銘柄数は400、値下がり銘柄数は229となった。
 
個別では、博展、テラシーズメンがストップ高。東洋合成工業、リプロセル、テイツー、ホロン、プロルート丸光など9銘柄は年初来高値を更新。不二精機、ウチダエスコ、ジャストプランニング、セレスポ、ANAPが買われた。
 
一方、リプロセルがストップ安。カイノス、アスコット、シンバイオ製薬、ズーム、トシン・グループが売られた。

 

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