「挑戦」

「挑戦」
 
週末のNY株式市場で主要3指数はそろって続伸。
4月の雇用統計は非農業部門雇用者数が前月から2050万人減で着地。
1930年代の大恐慌以降で最大の落ち込みとなったが市場予想の2200万人減ほどは減少しなかった。
失業率は14.7%と戦後最悪となったものの市場予想の16%ほど悪化しなかった。
「新型ウイルス感染に関する情報が重要視されており、経済指標は看過される傾向がある」という珍妙な解釈。
「知ったらおしまい」みたいなものだろう。
NASDAQは昨年12月以来の5連騰で年初からの下落を解消。
今年の安値(6631.42 3/23)から37.5%上昇
10年国債利回りは0.684%。
2年国債利回りは0.160%。
ドル円は106円台後半。
VIX(恐怖)指数は27.98に低下。
2月26日以来の30ポイント割れ。
恐怖と欲望指数は40→45。
 
週間ベースでNYダウは2.6%高、NASDAQは6.0%高、S&P500は3.5%高。
それぞれ3週ぶりの反発。
 
 
週末の日経平均は寄り付き298円高、終値504円高と大幅続伸。
日足は2日連続の陽線。
米中対立への懸念が後退したとの見方から買い物優勢の展開。
「米雇用統計の悪化は織り込み済み」との見方だ。
週間では559円高。
週足陽線基準19674円をクリアし2週連続陽線。
SQ値20073.69円も終値ベースで上回っで「幻」脱却。
TOPIXは高値引けで反発。
アンジェスが12日ぶりに反落し東証マザーズ指数も反落。
東証1部の売買代金は2兆3913億円。
値上がり1835銘柄(前日1118銘柄)。
値下がり287銘柄(前日989銘柄)。
新高値39銘柄(前日31銘柄)。
新安値0銘柄(前日2銘柄)。
4月28日以来4日ぶりのゼロ。
騰落レシオは107.56(前日97.22)。
NTレシオは13.84倍。
サイコロは6勝6敗で50.0%。
右肩上がりの25日線(19270円)からは4.71%のプラスかい離。
右肩下がりの75日線は20829円。
横ばって来た200日線(21723円)から7.11%のマイナスかい離。
右肩上がりになった5日線(19887円)から1.47%のプラス。
3日ぶりに上回りサポートされた格好だ。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.641%(前日▲9.731%)。
買い方▲13.292%(前日▲14.294%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲14.912%(前日▲13.404%)。
買い方▲21.084%(前日▲19.345%)。
空売り比率は41.6%(3日連続の40%超)。
空売り規制なしの比率は6.7%。
5月1日時点の信用売り残は156億円減の7762億円。
2週連続の減少。
同信用買い残は11億円減の1兆9200億円。
3週ぶりの減少。
金額ベースでの信用倍率は2.47倍(前週は2.43倍)。
日経HVは29.8、日経VIは30.35。
日経平均採用銘柄の予想PERは16.84倍(前日16.61倍)。
EPSは1198円(前日1184円)。
東証1部の全銘柄だと予想PERは18.35倍。
PBRは0.96倍。
BPSは21019円。
225先物採用銘柄の益回りは5.97%。
配当利回りは1.97%と2%割れ。
ドル建て日経平均は189.69(12月13日が219.64)。
東証1部単純平均株価は35円高の1961円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
売買単価は1741円(前日1692円)。
東証1部の時価総額は558兆円。
シカゴ225先物終値は大証日中比70円高の20210円。
高値20235円、安値19770円。
大証夜間取引終値は日中比90円高の20230円。
気学では「下押しを見せると小底をつくり、上放れると反落」。
火曜は「戻り売り方針の日」。
水曜は「押し込んでも戻す日。悪目買い方針良し」。
木曜は「不時の高下を見せる日。逆張りで駆け引きせよ」。
金曜は「逆向かいの日。大いに高きは売り、安きは買い」。
ボリンジャーのプラス1σが19895円。
プラス2σが20521円。
一目均衡の雲の上限は20237円。
なかなか抜けない重い雲だ。
下限は19021円。
勝手雲の上限は19355円で16日連続勝手雲の上。
RSIが56.34。
RCIが71.98。
13週線(19883円)は上抜けた。
52週線が21640円。
26週線が21780円。
3月9日のマドは20347円ー20613円。
前日の6日のマドは21061円ー21220円。
半値戻りが20318円。
4月30日高値が20365円。
戻りの2万円台定着へ2度目の挑戦。
 
 
週間ベースで日経平均株価は2.9%高、2週続伸(累計4.8%上昇)。
TOPIXは1.9%高、2週続伸(同2.6%上昇)。
東証マザーズ指数は4.3%高、5週続伸(同38.6%上昇)。
日経ジャスダック平均は1.5%高、2週続伸(同3.6%上昇)。
東証2部指数は1.7%高、2週続伸(同4.1%上昇)。
東証REIT指数は5.8%高、2週続伸(同6.7%上昇)。
マザーズはアンジェス(4563)690円→から1523円まで120.7%上昇がけん引。
高値(2455円)まで5週間で255.8%(3.55倍)となった。
 
 
今年の曜日別勝敗(5月8日まで)

月曜5勝10敗
火曜8勝8敗
水曜8勝8敗
木曜8勝10敗
金曜8勝9敗。
 
4月の雇用統計速報値で非農業部門の就業者数が前月比2050万人減で過去最大の減少。
これまでの最悪は1945年9月の第2次世界大戦終戦直後の195.9万人減。
09年3月のリーマンショック直後でも80万人減だった。
失業率は戦後最悪となる14.7%に急上昇。
リーマンショック時のピーク(09年10月、10.0%)や第2次世界大戦後の最悪期(1982年12月、10.8%)を超えた。
大恐慌直後の1940年以来、80年ぶりという歴史的な水準に悪化した。
因みに30年代の大恐慌時は推計で約25%だという。
 
週末のNYダウは455ドル高の24331ドルと続伸。
NASDAQは141ポイント高の9121ポイントと5日続伸。
S&P500は48ポイント高の2929ポイント。
ダウ輸送株指数は281ポイント高の8332ポイントと続伸。
SOX指数は2.94%上昇。
VIX指数は27.98。
3市場の売買高は101億株(過去20日平均は114億株)。
225先物CME円建ては大証日中比70円高の20210円。
ドル建ては大証比日中比110円高の20250円。
ドル円は106.65円。
10年国債利回りは0.684%。
2年国債利回りは0.160%。
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
ジェネパ(3195)・・・動兆
 
ジェネレーションパスに注目する。
同社はインテリアや家具、衣料品などのネット通販「リコメン堂」運営。
提携先ファミマの電子マネー利用者向けの新サイト(19年7月開始)が通期化。
業績は復調

(兜町カタリスト櫻井)

 

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