【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比101円04銭安の2万0166円01銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、7.82ポイント安の1466.87で始まった。
後場も輸出関連株を中心に値下がりし、日経平均株価と東証株価指数(TOPIX)はともに軟調。米国株先物の時間外取引での大幅な下落が嫌気されている。
外国為替市場では、1ドル=106円90銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて安い。
日経平均も100円を超える下げ幅で3日続落してスタートを切った。ただ、決算を好感した銘柄も続出するなど相場は総悲観といったムードでもなく、安いところでも節目の2万円を割らずに底堅く推移した。むしろ積極的に評価すべきともいえるが、やや下値リスクも意識しておきたいところだ。
個別では、ソニー、東エレクの売り物が厚く、ファナックは前場安値を下回り、キーエンスは底ばい。三菱UFJ、三井住友が安く、東京海上は値を消している。ソフトバンクGは下値もみ合い。
半面、武田がにぎわい、第一三共は値を保っている。任天堂は小高く、ファーストリテは買われている。
