戻りはあるか、豪ドル円

[概況]

14日の東京外国為替市場は、豪ドル円の下落が目立った。下落のきっかけは、豪州の4月雇用統計だ。本日発表された豪雇用統計は、失業率はまずまずだったが(結果6.2% 予想8.2%)、雇用者数が予想より悪化してしまった(結果-59.43万人 予想-57.50万人)。このことが嫌気され、豪ドル円はそれまで69円台前半であった水準を、68円台半ばへ切り下げてしまう。
 
その後、やや買い戻しは入るも東京時間終盤では再び売られ、安値を68.600円としている。そして、欧州時間に入った現在も安値圏での取引は継続中だ。さて、この後の豪ドル円は、20日移動平均線(68.80円近辺)がポイントか。仮に同水準を終値で回復できていれば、再び大台70.00円へのトライにも期待が持てそうだ。

[提供:カネツFX証券株式会社]
 

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