小幅なプラス圏に浮上

【後場寄り付き概況】

 
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比30円70銭高の1万9945円48銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、1.88ポイント高の1448.43で始まった。
新型コロナウイルスの感染状況や経済活動への先行き不透明が根強い中、売買が交錯し、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)とももみ合っている。
 
外国為替市場では、1ドル=107円20銭近辺で推移している。
 
個別では、ソフトバンクG、NTT、楽天が買われ、リクルートHDは小高い。ソニー、東エレク、アドバンテスは上昇している。
半面、ファーストリテ、三菱UFJ、三井住友が甘い。任天堂、富士通、トヨタ、SUMCOも小安い。
 
米中摩擦への懸念などから失速し、マイナスへ転じた。取引時間中に発表された中国の4月小売売上高が市場予想を下回ったこともネガティブ視されたようだ。
 
日足チャート上では2万100円台半ばに位置する5日移動平均線に上値を抑えられる格好。一方で25日移動平均線が1万9600円台半ばまで迫ってきており、下値のサポートとして機能するかが注目される。
 
新興市場ではマザーズ指数が前引けで小幅にプラスを確保しているものの、やはり上値が重い。週末を前に個人投資家からも利益確定売りが出やすいところか。

 

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