マザーズ指数は3日ぶり反落、利益確定売りが先行

東証マザーズ指数は前日比3.27ポイント安の633.32ポイントと3日ぶり反落。
短期間で急上昇した反動から利益確定売りが先行している。また、前日の米国市場では、取引終盤にかけて急速に伸び悩み、主要株価指数が反落したことも個人投資家のマインドに響いている。
個人投資家の資金はマスク関連や好業績銘柄など材料性のある銘柄にシフトしているが、国内の新型コロナウイルスの感染者は依然高水準で推移しており、予断を許さない状況だ。企業活動の停止も続きそうで、市場では「先行きの業績に不安の残る現状では、積極的な投資行動にはならないだろう」との声が聞かれ、もみ合い展開に終始しそうだ。
値上がり銘柄数は134、値下がり銘柄数は170となった。
 
個別では、農業総合研究所、ベストワンドットコム、シリコンスタジオ、くふうカンパニー、Jストリームが売られた。
 
一方、松屋アールアンドディが一時ストップ高と値を飛ばした。サーバーワークス、AI inside、サイバーセキュリティクラウドなど4銘柄は年初来高値を更新。アライドアーキテクツ、Kudan、cotta、富士山マガジンサービス、Macbee Planetが買われた。

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