【寄り付き概況】
9日の日経平均株価は前日比22円76銭高の1万9376円00銭で寄り付いた。
前日のNYダウ工業株30種平均の急反発や、外為市場での円安傾向を好感した買いに小幅ながら5日続伸して始まった。ただ、その後は売り買いが交錯し、値を消す場面もあった。
外国為替市場で1ドル=108円90銭近辺と円安方向に振れていることもポジティブ材料で、これを受けて東京株式市場でも主力株中心に買い戻しの動きが継続しやすい。
ただ、今週に入ってから日経平均は急ピッチの上昇で、3営業日で1500円以上の上昇をみせていることもあって目先的には戻り一服感も台頭している。米株価指数先物やアジア株市場の動きなどを横目に不安定な動きとなることも考えられる。
個別では、ファナック、ソニー、スクリンが高く、資生堂、ソフトバンクG、パナソニックはしっかり。反面、トヨタ、富士フィルム、デンカがさえない。
テクニカル的にはSBS(2384)、ワッツ(2735)、クリエイトSD(3148)、帝繊維(3302)、サカイオーベ(3408)、王子(3861)、NRI(4307)、花王(4452)、小野薬(4528)、JCRファ(4552)、第一三共(4568)、大幸薬品(4574)、ファルコ(4671)、オービック(4684)、SBテク(4726)、東計電算(4746)、レーザテック(6920)、TBK(7277)エコス(7520)、山善(8051)、オリムピック(8289)、丸和運輸(9090)、東陽倉(9306)、ドコモ(9437)、太田昭和(9658)が動兆。
人気はプレサンス(3254)、フーバー(3927)、サイバーセキュ(4493)、サンエー(2659)、システム情報(3677)、日リーテック(1938)、Macbee(7095)、ギグワークス(2375)、Cotta(3359)、九州フィ(7180)、ブレインパッド(3655)、長谷川香料(4958)、マニー(7730)、JMHD(3539)、upr(7065)。
