マザーズ指数は4日続伸、中小型株物色の流れ

東証マザーズ指数は前日比24.37ポイント高の670.95ポイントと4日続伸。
3月6日以来1カ月ぶりの高値だった。4日続伸は2019年12月24~27日以来。
前日の米国市場では、米国立アレルギー感染症研究所所長が新型コロナウイルス感染者数のピークアウトを示唆する発言をしたことなどから、主要株価3指数は大幅高となった。この流れから、日経平均株価も5日続伸してスタートしたが、次第に利益確定売りが優勢となった。こうした中、個人投資家の物色意欲はマザーズ銘柄を中心とした新興市場に向かった。個別に材料のあった銘柄だけでなく、時価総額上位銘柄なども含めて多くの銘柄が強含んだ。マネフォやジーエヌアイが上昇したほか、医療機関にクラウドサービスを無償で提供すると発表した弁護士COMが買われた。一方、MRTやF―ブレインやAIinsは下落した。
売買代金は概算で937.06億円。騰落数は、値上がり252銘柄、値下がり61銘柄、変わら11銘柄となった。
 
個別では、ASJ、ツクルバ、農業総合研究所、ソフトマックス、ステムリムなど12銘柄がストップ高。スペースマーケット、GMOメディア、ポート、ミクリードは一時ストップ高と値を飛ばした。サーバーワークス、Chatwork、AI inside、サイバーセキュリティクラウド、NexToneなど6銘柄は年初来高値を更新。global bridge HOLDINGS、ベストワンドットコム、ユナイトアンドグロウ、ヴィス、松屋アールアンドディが買われた。
 
一方、MRT、富士山マガジンサービス、ジェイック、レントラックス、バリューゴルフが売られた
 
 

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