日経ジャスダック平均株価は小幅に反落し、午前の終値は同3円37銭安の2982円03銭だった。
国内で新型コロナウイルスの新規感染者が増え続けるなか、経済停滞への懸念が投資家心理の重荷となり、幅広い銘柄が売られた。ただ、オンライン診療などのテーマ株や直近IPO銘柄など一部の銘柄には買いが集まった。週末とあって、持ち高調整売りが大引けにかけて広がる可能性もあり、上値追いの姿勢は限定的にとどまりそうだ。
ジャスダック市場の売買代金は概算で218億円、売買高は5167万株。値上がり銘柄数は256、値下がり銘柄数は310となった。
個別では、メディカル一光グループ、ほぼ日が年初来安値を更新。ドーン、アンドール、セキュアヴェイル、コックス、SEMITECが売られた。
一方、フジタコーポレーションがストップ高。出前館、ジェーシー・コムサは年初来高値を更新。KG情報、光・彩、カイノス、昭栄薬品、エムケイシステムが買われた。
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