「フェイク」

「フェイク」
 
 
NYの週末はグッドフライデーの3連休で休場。
 
週間ベースではNYダウは12.7%高、NASDAQは10.6%高、S&P500は12.1%高。
それぞれ2週ぶり反発。
英FTSE、独DAX、仏CAC40株価指数はそれぞれ2週ぶり反発。
 
金曜の日経平均は寄り付き155円高、終値152円高と反発。
前場は小安く後場プラ展で19000円台キープ。
SQ値19577円48銭上抜けず「幻」のまま。
日中値幅は265円と狭いレンジ。
2円違いの「寄り引け同値線」ながら日足は2日連続の陰線。
週足は2週間ぶりの陽線。
週間では1678円上昇し前週の下落分(1569円)を埋めた。
東証1部の売買代金は2兆1946億円。
8日連続の3兆円割れ(49日連続の2兆円超)。
SQ日だが海外投資家の参加者が少なく薄商い。
2月21日(2兆973億円)以来の低水準となった。
値上がり1511銘柄(前日1098銘柄)。
値下がり608銘柄(前日1007銘柄)。
新高値18銘柄(前日21銘柄)。
新安値0銘柄(前日0銘柄)。
2日連続で新安値はゼロ。
騰落レシオは90.65(前日88.18)。
NTレシオは13.63倍。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
右肩下がりの25日線(18521円)からは5.28%のプラスかい離。
第一次限界水準。
右肩下がりの75日線は21717円。
右肩下がりの200日線(21868円)からは10.84%のマイナスかい離。
右肩上がりの5日線(19144円)からは1.85%のプラスかい離。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲9.204%(前日▲8.629%)。
買い方▲18.276%(前日▲18.869%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り▲14.417%(前日▲13.901%)。
買い方▲34.303%(前日▲34.624%)。
空売り比率は46.97%(12日連続40%超)。
空売り規制なしの比率は9.2%。
日経HVは55.8、日経VIは41.18。
日経平均採用銘柄の予想PERは12.89倍。
4日連続で12倍台。
EPSは1512円(前日1518円)。
PBRは0.94倍。
BPSは20743円。
225先物採用銘柄の益回りは7.76%。
ドル建て日経平均は179.84(12月13日が219.64)。
東証1部単純平均株価は19円高の1876円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
売買単価は1601円(前日1680円)。
東証1部の時価総額は546兆円。
大証夜間取引終値は日中比10円安の19320円。
気学では「吹き値売り方針の日」。
火曜は「逆行性強く、前後場足取りを変える」。
水曜は「前日の総名にお反して動く」。
木曜は「安値にある時は買い方針良し」。
金曜は「後場高の日。悪目買戻し、逆の時は見送るべし」。
ボリンジャーのプラス1σが19629円。
勝手雲の上限は18879円で3日連続勝手雲の上。
勝手雲は4月16日に白くねじれている。
RSIが67.33。
RCIが50.55。
3月25日高値19564円にさらに手が届く位置。
暫定SQ値は19577円48銭は「幻」。
この2つの奪還がとりあえずの目標だ。
25日線から5%超のプラスかい離は見えないフリをしたい局面。
 
週間ベースで日経平均株価は9.4%高、TOPIXは7.9%高。
東証マザーズ指数は12.9%高、日経ジャスダック平均は5.6%高。
東証2部指数は8.1%高、東証REIT指数は7.7%高。
それぞれ2週ぶり反発。
 
 
今年の曜日別勝敗(4月10日まで)

月曜4勝8敗
火曜7勝6敗
水曜8勝6敗
木曜5勝9敗
金曜7勝6敗
 
先月末くらいから流れていた英国中心の都市伝説は5Gとコロナウィルスの関係。
フェイクニュースの根拠は「5Gが普及している場所は感染拡大している」。
そして「5Gが人々の免疫システムを抑え込む」。
「5Gの電波を通してウイルスが拡散している」などなど。
5Gが通用するエリア=人口密集地、人の集まる場所。
感染スピードが早いのは必然なのだが、何となく「そうかな」と思われがちはフェイクだ。
「日本で感染が欧米よりは拡大しないのは5Gが遅れていたから」という妙な納得感も否定はできなかった。
とはいえ・・・・。
英国では携帯電話用の電波塔で放火とみられる不審火が相次いた。
英政府は4日に5Gと感染拡大の因果関係を否定。
通信インフラ破壊が救急・医療活動に支障を来すと警告した。
ゴーブ内閣府担当相は記者会見で「うわさについてばかげている」と一蹴。
医療・保健当局幹部のポウィス氏も「最悪のフェイクニュースだ」と強く非難した。
そして先週末はWTOがコメント。
「携帯電話のネットワークである5G方式は、新型コロナウイルス感染症を広めません」。
「ウイルスは、電波やモバイルネットワーク上で移動できません。
COVID-19は5Gモバイルネットワークがない多くの国で感染が広がっています」。
フェイクも英国政府やWTOまでが登場するとなると大掛かりなものだ。
 
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
相模ゴム(5194)・・・動兆
 
相模ゴムに注目する。
同社はコンドーム大手。
マレーシアで生産。
輸出は中国、東南ア等。
事務用、食品包装用フィルムも取り扱う。
主力のコンドームは品不足感。
フィルムは野菜向け需要復調。
リバウンド基調。
 

(兜町カタリスト櫻井)

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