東証マザーズ指数は前日比28.35ポイント高の704.97ポイントと続伸。
取引時間中に700を回復するのは約1カ月ぶり。新型コロナのワクチンや治療薬開発に絡む動きがバイオ関連株に相対的に物色の矛先が向かいやすくなっている。コロナワクチンの治験開始を前倒しすると伝わったアンジェスは、制限値幅の上限まで買われた。
「マザーズ市場などを主戦場とする個人投資家の損益も改善傾向にあることで、参入資金が厚みを増している」という指摘もあった。
値上がり銘柄数は257、値下がり銘柄数は61となった。
個別では、ALBERT、gooddaysホールディングス、東名、Sansan、アンジェスなど7銘柄がストップ高。ディジタルメディアプロフェッショナル、Kudan、ヴィッツ、リビングプラットフォーム、アディッシュなど6銘柄は一時ストップ高と値を飛ばした。サーバーワークス、Link-U、Chatwork、サイバーセキュリティクラウド、NexToneなど9銘柄は年初来高値を更新。メドレックス、みらいワークス、エヌ・ピー・シー、ビープラッツ、窪田製薬ホールディングスが買われた。
一方、ステムリム、ツクルバ、ブランディングテクノロジー、MRT、農業総合研究所が売られた。
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