日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比25円97銭高い3036円72銭となった。一時は3040円48銭と3月11日以来、およそ1カ月ぶりの高値を付けた。
新型コロナウイルスの感染拡大が企業業績の重荷になるとの警戒が続くなか、短期的な値上がり益を狙う個人投資家が好材料の出た銘柄に買いを入れた。新型コロナの業績への悪影響が相対的に小さいとみられる銘柄にも買いが入った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で216億円、売買高は5257万株。
値上がり銘柄数は434、値下がり銘柄数は135となった。
個別では、旭化学工業がストップ高。セレスポは一時ストップ高と値を飛ばした。マックスバリュ九州、アビックスは年初来高値を更新。大戸屋ホールディングス、テラ、ネクスグループ、コンピューターマネージメント、アルバイトタイムスが買われた。
一方、メディカル一光グループ、エヌアイシ・オートテックが年初来安値を更新。大日光・エンジニアリング、ホーブ、フジタコーポレーション、ニューテック、ジェーシー・コムサが売られた。
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