日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比15円78銭高い3070円21銭となった。日経平均株価は、目先利益確定の売りが優勢となっている。新型コロナウイルスの感染拡大が企業業績に与える影響などが懸念され1万9000円台後半では戻り売り圧力が強い。外国為替市場でも1ドル=107円近辺とドル安・円高に振れていることも買い手控えのなか、ジャスダック市場では新型コロナウイルスの感染拡大による悪影響を受けづらいと見られるIT関連銘柄などが買われた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で250億円、売買高は6897万株。値上がり銘柄数は339、値下がり銘柄数は244となった。
個別では、アルファクス・フード・システム、日宣、テーオーホールディングスがストップ高。日本パレットプール、中央化学、プロルート丸光は一時ストップ高と値を飛ばした。出前館、INEST、ゼネテックは年初来高値を更新。第一商品、アイエックス・ナレッジ、コンピューターマネージメント、岡藤ホールディングス、かわでんが買われた。
一方、エヌアイシ・オートテック、中野冷機が年初来安値を更新。ウッドフレンズ、旭化学工業、佐藤食品工業、メディシノバ・インク、ネクストウェアが売られた。
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