日経ジャスダック平均株価は8日続伸した。終値は前日比10円54銭高い3064円97銭だった。
米国株高などを背景に個人投資家のセンチメントが上向き買いが継続した。前日の米国市場は、米経済の早期再開への思惑からNYダウは上伸した。また、直近IPO銘柄や、新型コロナウイルス感染拡大の影響を相対的に受けにくい銘柄への個人投資家などによる物色が続いた。IT関連銘柄の上昇が目立った。
ジャスダック平均はきょうで8連騰、マザーズ指数は3連騰し、新興株市場は底入れ感が高まっている。
ジャスダック市場の売買代金は概算で479億円、売買高は1億1449万株だった。
値上がり銘柄数は327、値下がり銘柄数は288となった。
個別では、アルファクス・フード・システム、日宣、中央化学、プロルート丸光、テーオーホールディングスがストップ高。日本パレットプールは一時ストップ高と値を飛ばした。出前館、買取王国、INEST、ゼネテックは年初来高値を更新。ABホテル、ケアサービス、第一商品、nms ホールディングス、アサカ理研が買われた。
一方、エヌアイシ・オートテック、中野冷機が年初来安値を更新。ウッドフレンズ、メディシノバ・インク、旭化学工業、佐藤食品工業、和井田製作所が売られた。
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