「雲は白くねじれて」
NY株式市場は反落。
前日のJPモルガンやウェルズ・ファーゴに続き第1四半期決算が低調だったバンカメが6.5%下落。
シティグループが5.6%下落。
3月の小売売上高が前月比8.7%減。
1992年の調査開始以来の大幅なマイナス。
3月の鉱工業生産統計も製造業生産指数が6.3%低下。
1946年2月以来の大幅な落ち込みとなった。
4月のNY連銀製造業業況指数は前月から56.7ポイント低下のマイナス78.2と過去最低を記録した。
「新型コロナウイルス流行がもたらす打撃への懸念が強まった」という解釈だ。
FRBが公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)。
「米国の経済活動は全ての地区で突然、急激に落ち込んだ」との見解。
4→6月期のGDPが4割落ち込むという市場の予想も聞こえる。
「経済がV字回復するとの期待は後退しつつある」という指摘もある。
10年国債利回りは0.634%。
2年国債利回りは0.200%。
ドルは安全資産としての側面から上昇。
ドル円は107円台40銭台。
恐怖と欲望指数は45→41。
水曜の日経平均は寄り付き49円安、終値88円高と反落。
一時プラスに転じた場面もあったが結局はマイナス。
日足は2日ぶりの陰線。
辛うじてプラスのTOPIXは0.04%高。
東証1部の売買代金は2兆5280億円。
2日連続の2兆円超。
値上がり556銘柄(前日1649銘柄)。
値下がり1574銘柄(前日465銘柄)。
新高値32銘柄(前日26銘柄)。
新安値1銘柄(前日4銘柄)。
騰落レシオは97.08(前日105.38)。
NTレシオは13.63倍。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
ほぼ横向きになった25日線(18437円)からは6.03%のプラスかい離。
第一次限界水準継続。
右肩下がりの75日線は21539円。
右肩下がりの200日線(21842円)からは10.49%のマイナスかい離。
右肩上がりの5日線(19415円)から0.69%のプラスかい離。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲9.397%(前日▲9.143%)。
買い方▲17.274%(前日▲17.024%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲14.557%(前日▲14.282%)。
買い方▲29.846%(前日▲30.402%)。
空売り比率は44.7%(15日連続40%超)。
空売り規制なしの比率は9.0%。
Quick調査の4月10日時点の信用評価損率は▲25.49%(前週▲30.51%)と2週ぶりに好転。
4月10日時点の裁定売り残は4120億円増の2兆0165億円。
4週ぶりの増加。
昨年9月6日時点の2兆666億円に迫った。
当限は3836億円増の1兆8530億円。
翌限以降は282億増の1635億円。
同裁定買い残は741億円減の5725億円。
2週連続の減少。
当限は955億円減の4472億円。
翌限以降は214億円増の1252億円。
日経HVは52.3、日経VIは36.26。
日経平均採用銘柄の予想PERは14.00倍(前日12.97倍)。
14倍台?という感じだ。
EPSは1396円(前日1514円)。
株価が上がったわけでなくEPSが減少しただけのこと。
計算間違いでないことを祈るだけ。
東証1部の全銘柄だとPERは15.22倍。
PBRは0.94倍。
BPSは20797円。
225先物採用銘柄の益回りは7.14%。
ドル建て日経平均は182.63(12月13日が219.64)。
東証1部単純平均株価は9円安の1873円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
売買単価は1697円(前日1735円)。
東証1部の時価総額は548兆円。
シカゴ225先物終値は大証日中比275円安の19305円。
高値19635円、安値19175円。
大証夜間取引終値は日中比290円安の19290円。
気学では「安値にある時は買い方針良し」。
金曜は「後場高の日。悪目買戻し、逆の時は見送るべし」。
ボリンジャーのプラス1σが19436円。
プラス2σが21434円。
勝手雲の上限は18241円で5日連続勝手雲の上。
勝手雲は4月16日に白くねじれている。
RSIが58.63。
RCIが85.71。
次は3月9日のマド(19472円ー20613円)。
3月6日のマド(21061円ー21220円)。
2月28日のマドは21528円ー21844円。
その先は2月25日のマド22950円ー23378円だ。
今年5勝9敗と圧倒的負け越しの木曜日。
ただ勝手雲は久々白くねじれる。
今年の曜日別勝敗(4月15日まで)
↓
月曜4勝9敗
火曜8勝6敗
水曜8勝7敗
木曜5勝9敗
金曜7勝6敗
水曜のNYダウは445ドル安の23504ドルと反落。
NASDAQは122ポイント安の8393ポイント。
S&P500は62ポイント安の27839ポイント。
ダウ輸送株指数は84ポイント高の8236ポイント。
SOX指数は2.82%下落。
VIX指数は40.84。
3市場の売買高は109.5億株とさらに低下(過去20日平均は142.8億株)。
225先物CME円建ては大証日中比275円安の19305円。
ドル建ては大証比日中比175円安の19405円。
ドル円は107.47円。
10年国債利回りは0.634%。
2年国債利回りは0.200%。
◇━━━ カタリスト━━━◇
ネオジャパン(3921)・・・動兆
ネオジャパンに注目する。
同社はグループウェア大手でパッケージ販売とクラウドサービスが2本柱。
クラウドサービスが順調拡大。
パッケージも保守売上着実増。
常駐運用サービス展開などに期待感。
大塚製薬と共同開発した従業員の健康管理支援サービス提供開始。
(兜町カタリスト櫻井)
