「AFTERコロナ」

「AFTERコロナ」
 
NY株式市場で主要3指数は反発。
NYダウは33ドル33セント高と3並びの上昇。
NASDAQは100ポイント以上の上昇となった。
アマゾンとネットフリックスが過去最高値を更新。
ネットでの動画配信や宅配サービスへの需要増が背景だ。
週間新規失業保険申請件数は524万5000件。
1カ月間の申請件数は合計で2200万件を超えた。
3月の住宅着工件数は年率換算で前月比22.3%減の121万6000戸。
1984年3月以来36年ぶりの大幅な減少。
フィラデルフィア連銀業況指数はマイナス56.6と前月のマイナス12.7から大きく低下。
1980年7月以来の低水準となった。
「株式市場はいくらか楽観的に動いた。
青ざめるような経済指標にもよく耐えられた」という見方だ。
10年国債利回りは0.617%。
2年国債利回りは0.210%。
ドルは上昇。
「不安や緊張が存在する限りドル買いは継続するだろう」という声もある。
日本が緊急事態宣言の対象を全国の都道府県に拡大することを円安材料視。
ドル円は107円台後半。
恐怖と欲望指数は42→41。
 
木曜の日経平均は寄り付き239円安、終値259円安と続落。
下落幅は一時400円に迫る場面もあった。
日足は2日連続の陰線。
TOPIXも反落。
一方マザーズ指数は4日続伸。
13週線(720ポイント)を上抜けてきた。
東証1部の売買代金は2兆2102億円。
3日連続の2兆円超。
値上がり1587銘柄(前日556銘柄)。
値下がり534銘柄(前日1574銘柄)。
新高値50銘柄(前日32銘柄)。
新安値7銘柄(前日1銘柄)。
騰落レシオは106.15(前日97.08)。
NTレシオは13.56倍。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
ほぼ横向きになった25日線(18432円)からは4.65%のプラスかい離。
右肩下がりの75日線は21478円。
右肩下がりの200日線(21831)からは11.64%のマイナスかい離。
右肩下がりになった5日線(19404円)から0.59%のマイナスかい離。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲8.935%(前日▲9.397%)。
買い方▲16.924%(前日▲17.274%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲15.192%(前日▲14.557%)。
買い方▲28.428%(前日▲29.846%)。
空売り比率は42.7%(16日連続40%超)。
空売り規制なしの比率は8.7%。
日経HVは52.2、日経VIは39.44。
日経平均採用銘柄の予想PERは13.81倍(前日14.00倍)。
EPSは1396円(前日1396円)。
東証1部の全銘柄だとPERは15.22倍。
PBRは0.93倍。
BPSは20742円。
225先物採用銘柄の益回りは7.24%。
ドル建て日経平均は178.76(12月13日が219.64)。
東証1部単純平均株価は21円高の1894円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
売買単価は1702円(前日1697円)。
東証1部の時価総額は545兆円。
シカゴ225先物終値は大証日中比35円安の19205円。
高値19365円、安値18990円。
大証夜間取引終値は日中比40円安の19200円。
気学では「後場高の日。悪目買戻し、逆の時は見送るべし」。
月曜は「下げ続けてきた時は小底入れとなる日」。
火曜は「強象日。押し目買い」。
水曜は「初め高いと後安の日。吹き値売り方針良し」。
木曜は「安日柄。急落することあり。戻り売りの日」。
金曜は「初め安いと後安の日。突っ込み買い方針」。
ボリンジャーのプラス1σが19426円。
プラス2σが20420円。
勝手雲の上限は18241円で5日連続勝手雲の上。
勝手雲は4月16日に白くねじれている。
RSIが48.94。
RCIが89.29。
今年7勝6敗と勝ち越し中の金曜日。
アノマリー的には「下げの特異日」だが外れて欲しい。
気学の「後場高の日」に期待だろうか。
ギリアドのワクチン効果とトランプ大統領の記者会見を受けて爆高の週末に期待。
 
今年の曜日別勝敗(4月16日まで)

月曜4勝9敗
火曜8勝6敗
水曜8勝7敗
木曜5勝10敗
金曜7勝6敗
 
ある上場企業トップの「AFTERコロナ」。
これが結構面白い。
・部屋の覇権争いが起きる。
・意外に家事代行が流行(主人がアウトソーシング)。
・一人の時間を大切にしたくなる。
・ズーム等の際の背景の壁紙が売れるようになる。
・ゴルフは平日。
・地域の商店街の繁盛復活。
・逆に会社としての忘年会や社員旅行などのイベントの復活。
などなど。
 
8時前のロイター電。
トランプ大統領は16日、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けている米経済の再開に向けた指針を明らかにした。
各州は状況に応じて住民の職場復帰で段階的なアプローチをとるべきとの考えを示した。
「州知事はそれぞれの事情に合わせて方針を調整することが可能。
封鎖継続が必要な場合はそうすべきだ。
一斉に再開するわけではなく慎重に一歩ずつ行う」と述べた。
 
加えて「バイオ製薬のギリアド・サイエンシズの治療薬と有望視されている製品を新型コロナウイルスの感染者に投与。
熱や呼吸器系の症状が急速に改善した」との報道。
新型コロナの治療薬の開発につながり、米経済活動の早期再開が近づくとの思惑が拡大。
これらを受けた格好でシカゴ225先物は一時19700円台まで上昇した。
 
木曜のNYダウは33ドル高の23537ドルと反発。
33ドル33セント高と3並びとなった。
NASDAQは139ポイント高の8532ポイント。
S&P500は18ポイント高の2799ポイント。
ダウ輸送株指数は21ポイント安の7981ポイント。
SOX指数は2.61%上昇。
VIX指数は42.96。
3市場の売買高は116.2億株とさらに低下(過去20日平均は139.4億株)。
225先物CME円建ては大証日中比35円安の19205円。
ドル建ては大証比日中比70円高の19310円。
ドル円は107.94円。
10年国債利回りは0.617%。
2年国債利回りは0.210%。
 
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
ヤマシンF(6240)・・・動兆
 
ヤマシンフィルタに注目する。
同社は建設機械の油圧回路に用いるフィルター世界首位。
業績面では前期買収のエアフィルター子会社が通期寄与。
ナノフィルタを使ったマスクに期待感。

(兜町カタリスト櫻井)

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