3日ぶり反発、米株先物の急伸を受け

【寄り付き概況】
 
17日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比285円65銭高の1万9575円85銭だった。16日のNYダウは前日比33ドル高と反発した。トランプ米大統領が16日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染者が少ない地域から経済活動の再開を認める新指針を発表した。
米景気が底入れするとの思惑で、海外短期筋を中心に先物の買いが優勢になっている。
 
また、米ギリアド・サイエンシズの抗ウイルス薬が新型コロナウイルス治療薬としての効果が確認されたとの報道を受けて米株先物が時間外取引で急伸したことが好感されている。
 
これに連動し日経平均株価も値を上げて取引を開始した。きょうは中国1~3月期GDPの発表などが注目されている。
東京外国為替市場では、円が1ドル=107円台後半(前日終値は107円82-83銭)、1ユーロ=117円台前半(同117円22-26銭)で取引されている。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、11業種が高く、値上がりは倉庫、水産、情報通信など。値下がり上位に海運、輸送、非鉄など。
 
 
個別では、トヨタ、ソニー、ファナックが高く、東エレク、ソフトバンクG、オークマは堅調となっている。
半面、デンカ、東京海上、富士フイルムがさえない。
 
テクニカル的にはカネコ種(1376)、日基礎(1914)、アスクル(2678)、ニチレイ(2871)、ビーグリー(3981)、テモナ(3985)、扶桑薬(4538)、正興電(6653)、Gセブン(7508)、パンパシ(7532)、アルゴグラ(7595)、ウィーブロック(7940)、トルク(8077)、日ガス(8174)、ヤオコー(8279)、ヤマシタヘルス(9265)、中部電(9502)が動兆。
 
人気はモブキャスト(3664)、フジミイン(5384)、ベイカレント(6532)、ロゼッタ(6182)、興研(7963)、Jスト(4308)、重松製(7980)、eBASE(3835)、ランサーズ(4484)、みんかぶ(4436)、アース(4985)、ALBERT(3906)、すらら(3998)、アバール(6918)、中央化学(7895)。
 

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