日経平均株価は前場の地合い引き継ぐ

【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は前営業日比222円00銭安の1万9675円26銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、10.50ポイント安の1432.04で始まった。
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)はいずれも軟調な値動き。新規の買い手掛かりが見当たらず、戻り待ちの売りを消化できずに軟化した前場の地合いを引き継いでいる。
外国為替市場では、1ドル=107円80銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調。
ランチバスケットは19件、513.02億円、差し引き10億円の買い越しとの観測。
 
個別では、任天堂が下落し、東エレク、ソニー、キーエンスやトヨタはさえない、ファーストリテが下押し、NTT、KDDIは軟調。オリンパスが売られている。中外薬、第一三共は大幅安で花王も安い。
半面、ソフトバンクGが高い。富士フイルム、武田が値を上げ、資生堂、レーザーテックがにぎわっている。
 
東証1部の値上がり・値下がり銘柄数もほぼ拮抗している状況。東証1部の中小型株をはじめ、新興市場銘柄への物色は引き続き活発であり、特にマザーズ市場では、時価総額上位銘柄の一角のほか、直近IPO銘柄に対する資金流入の動きが目立っている。
同市場は、3月半ばにかけて先んじて個人投資家も信用取引の追加証拠金(追い証)差し入れを回避するため投げ売りが殺到したこともあり、いち早く反発の局面を迎えているようだ。
東証1部の主力大型株の底堅さが確認されたタイミングでの中小型物色の動向は引き続き注目しておきたいところである。
 
 
 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次