東証マザーズ指数は7営業日ぶりに反落した。終値は前日比31.64ポイント安い729.86だった。
日経平均も続落しており、外部環境の不安定さを映して、マザーズ市場もリスク回避の動きが波及している。北朝鮮情勢を巡る地政学リスクの高まりが嫌気され、目先の利益を確定する売りが広がった。関通などの直近のIPO銘柄のほか、メルカリが売られた。一方、フリーや弁護士COM、アンジェスは買われた。
東証マザーズ指数先物が午後急落し、売買を一時中断する措置(サーキット・ブレーカー)が発動される場面があった。
売買代金は概算で1845.79億円と昨年4月11日以来の大きさ。騰落数は、値上がり28銘柄、値下がり289銘柄、変わらず5銘柄となった。
個別では、NexTone、Macbee Planet、関通がストップ安。ウィルズ、松屋アールアンドディは一時ストップ安と急落した。ビーアンドピー、Kids Smile Holdings、アディッシュ、リンクバル、窪田製薬ホールディングスが売られた。
一方、sMedio、Delta-Fly Pharma、メディアシーク、Fringe81、ライトアップがストップ高。SKIYAKI、レントラックスは一時ストップ高と値を飛ばした。サイバーセキュリティクラウド、アンジェス、ドラフト、ヴィス、弁護士ドットコムなど11銘柄は年初来高値を更新。ミクリード、松屋アールアンドディ、フィット、ピアズ、バリュエンスホールディングスが買われた。
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