リスク回避ムード続く

[概況]

 
21日の東京外国為替市場は、リスク回避の円買いが優勢となった。きっかけは本日伝わった北朝鮮関連の報道だ。具体的には、北朝鮮の金正恩委員長が何らかの手術後「重大な危険に陥っている」との報道で、これによって高まった地政学リスクの台頭が、為替市場にも波及したというわけだ。
米ドル円は107円台後半から107円台前半へ水準を切り下げ、その展開は欧州時間に入っても継続中だ。
 
さて、この後の米ドル円は節目である107.00円がポイントとなりそうか。仮に終値で同水準を下抜けた場合は地合いの悪化が否めず、次の下値は一目均衡表の雲の上限(106.70円近辺)が意識されそうだ。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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