日経ジャスダック平均は続落、売りが優勢

日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前日比29円48銭安い3047円07銭だった。
東証1部銘柄の下落を受けて、個人投資家が「信用取引の買い持ちを手じまい、利益を確定する流れ」となった。
原油先物相場の急落を受けて世界経済の先行きへの懸念が強まり、新興市場でも運用リスクを回避する売りが優勢となった。直近の新規株式公開(IPO)銘柄の一角も引き続き下げた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で359億円、売買高は1億579万株だった。
値上がり銘柄数は129、値下がり銘柄数は499となった。
 
個別では、アマガサが一時ストップ安と急落した。ゲンダイエージェンシー、協立情報通信、エヌアイシ・オートテック、スターツ出版、タカセなど6銘柄は年初来安値を更新。ベクター、ケイブ、シライ電子工業、ミアヘルサ、城南進学研究社が売られた。
 
一方、愛光電気がストップ高。寺崎電気産業、アクセスグループ・ホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、CAICA、日本マクドナルドホールディングスなど4銘柄は年初来高値を更新。ジェイホールディングス、テラ、今村証券、太洋工業、遠州トラックが買われた。

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