日経ジャスダック平均は3日ぶり反発、テレワーク関連への買い

日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前日比28円42銭高い3075円49銭となった。前日の米株高や米原油先物価格の上昇を受け、投資家のリスク回避姿勢が和らいだ。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で外需の回復が見通せないなか、テレワーク関連など堅調な業績が期待できる銘柄を物色する投資家もいた。
ただ、市場では「原油先物相場は急反発したものの、新型コロナウイルスの感染拡大で経済活動の停滞は長期化しそうで、企業業績の悪化は避けられず、業績動向を確認するなでは積極的に買い上がる雰囲気にはならない」との声も多く、買い戻し一巡後は上値の重い展開が予想される。
ジャスダック市場の売買代金は概算で170億円、売買高は3748万株。
値上がり銘柄数は454、値下がり銘柄数は133となった。
 
個別では、ソレキアがストップ高。日本電技、極東産機、遠州トラックは一時ストップ高と値を飛ばした。秋川牧園、ウエストホールディングス、日本マクドナルドホールディングスなど4銘柄は年初来高値を更新。IMV、オリコン、OSGコーポレーション、中央化学、アルファクス・フード・システムが買われた。
 
一方、スターツ出版、ヨンキュウが年初来安値を更新。ジェイホールディングス、愛光電気、守谷商会、寺崎電気産業、大伸化学が売られた。
 
 

一方、スターツ出版、ヨンキュウが年初来安値を更新。ジェイホールディングス、愛光電気、守谷商会、寺崎電気産業、大伸化学が売られた。

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