日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに反発した。終値は前日比36円74銭(1.21%)高い3083円81銭だった。
前日の米株高や米原油先物価格の上昇を受け、投資家のリスク回避姿勢が和らいだ。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で外需の回復が見通せないなか、決算発表を控える大型株の上値が重くなったぶん、新興市場に資金が流入した面もあった。
テレワーク関連など堅調な業績が期待できる銘柄を物色する投資家もいた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で313億円、売買高は6536万株だった。
値上がり銘柄数は478、値下がり銘柄数は136となった。
個別では、アルファクス・フード・システム、大谷工業、大井電気、ソレキアがストップ高。日本電技、免疫生物研究所、極東産機、中央化学、遠州トラックは一時ストップ高と値を飛ばした。秋川牧園、ウエストホールディングス、日本マクドナルドホールディングスなど4銘柄は年初来高値を更新。IMV、オリコン、OSGコーポレーション、ザインエレクトロニクス、アクセスグループ・ホールディングスが買われた。
一方、妙徳、スターツ出版、ヨンキュウが年初来安値を更新。愛光電気、守谷商会、ジェイホールディングス、寺崎電気産業、大伸化学が売られた。
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