耐えどころ

[概況]
 
23日の欧米為替市場は、日銀の緩和策に関する報道で、円相場が一時神経質となる場面があった。具体的には、来週27日に開かれる会合で、日銀は企業のCP(コマーシャルペーパー)や社債の買入れを倍増させ、さらに国債の購入を無制限とする議論を検討しているというものだ。
 
これを受けた米ドル円は、107円台前半から高値である108.055円まで急上昇。しかし、その後は売られ、NY時間には再び107円台前半まで下落した。さて、この後の米ドル円は、方向感が定まらない展開を予想する。
 
なぜなら、昨夜の日銀の緩和策の報道で下値はサポートさえると思う一方、新型コロナウイルスの先行き不透明さによって上値も伸びてこないと考えるからだ。価格帯としては、4/15安値106.915円から節目108.00お円を想定する。
 
[提供:カネツFX証券株式会社]
 

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