マザーズ指数は続伸、個別材料株物色

東証マザーズ指数は前日比4.11ポイント高の742.66ポイントと続伸した。
直近で株式需給の悪化した銘柄が引き続き売られる一方、個別に材料のあった銘柄や成長期待株に買いが入った。日経平均は反落したものの、このところの大型株の手掛けづらさを背景にした中小型株物色の流れが意識されたとみられる。
アンジェスが新型コロナウイルスのワクチン開発への期待を背景に6営業日続伸となった。売買代金は850億円となり、東証の現物株の中でソフトバンクGに次ぐ第2位となる大商いだった。
市場関係者は「値動きの良いマザーズ銘柄に対する個人投資家の関心が一段と高まっている。売られる銘柄も多く、銘柄ごとに株価の浮き沈みが激しい」と話していた。
値上がり銘柄数は122、値下がり銘柄数は189となった。
 
個別では、FRONTEO、ベガコーポレーション、ピアズがストップ高。トランスジェニックは一時ストップ高と値を飛ばした。インタースペース、アンジェス、Delta-Fly Pharma、リビングプラットフォームなど6銘柄は年初来高値を更新。トライステージ、ティーケーピー、ピクスタ、アイリッジ、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズが買われた。
 
一方、松屋アールアンドディ、ALBERT、Macbee Planet、アディッシュ、NexToneが売られた。

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