【後場寄り付き概況】
30日午後寄り付きの日経平均株価は、前営業日比532円97銭高の2万0304円16銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、22.98ポイント高の1472.13で始まった。
日経平均株価は高値もみ合い。東証株価指数(TOPIX)も堅調。新型コロナウイルスの治療薬開発の動きが投資家心理を上向かせ、幅広い業種が上昇している。
外国為替市場では、1ドル=106円70銭近辺の推移。中国、台湾などアジア株式市場は総じて堅調となっている。
個別では、ソフトバンクGが値を上げ、ファーストリテ、リクルートHDは大幅高。三菱UFJ、三井住友が堅調で、オリックスは続伸している。ファナック、東エレク、富士フイルム、トヨタ、レーザーテックが買われている。
半面、キーエンス、SMCが小安く、HOYAが売られ、イビデンは反落。任天堂、LCが値を下げ、武田、花王はさえない。
テクニカル的には、週足ベースで13週移動平均線(2万225円02銭)を突破してきていることに加えて、日足の一目均衡表では、転換線が基準線に続いて上向きに転換した。また、雲上限(2万237円07銭)も一気に突破してきており、これで三役好転が達成された格好だ。
